柿崎区は新潟県の南西部上越市の北端に位置し、柏崎市と隣接しています。

柿崎区の北側は日本海に面し、その海岸線は8キロに及びます。北東部は佐渡弥彦米山国定公園に含まれ、山頂に日本三大薬師に数えられる薬師如来を奉った霊峰米山（993ｍ）があります。

古くから北国街道の宿場町として栄え、米山を開いた泰澄大師、浄土真宗を開いた親鸞聖人がこの地を訪ね、上杉謙信の四天王にうたわれる柿崎景家がこの地を治めました。密蔵院、浄福寺、浄善寺、楞厳寺をはじめとする多くの寺社には所縁の品々が残されています。また、遺跡も多く、中でも平成10年には国内でも数少ない「木炭槨木棺墓（もくたんかくもっかんぼ）」（九世紀後半）が発掘されました。

豊かな自然から育まれる農水産物、最先端テクノロジーから生まれる工業製品など、産業が盛んな地域です。

奥深い歴史とあふれる自然、そこに生きる人々には笑顔があふれています。